映画業界に行くため大学休学したらホリエモンにdisられ、会社クビになった話

photo by mdalmuld

「オレ大学休学するわ!!」

そう言って、早1年半くらいが経った。

近年、大学を休学して、海外留学をしたり、企業やNPOで長期インターンシップをする人が増えてきました。大学入学前に座学とは違った活動をする「ギャップイヤー」を日本で推進する動きも強まっていて、「学校に行かずに学業とは違う活動に本気で取り組むこと」に対する社会的な要請も増えてきつつあります。実際、一般社団法人ギャップイヤー推進協会はその提言の中で「福祉ボランティアと一次産業でのインターンを各2ヶ月間行うと、400億円の労働価値創造が見込まれる」と語っています。

かく言うぼくも昨年、大学4年時を休学するという選択をして、東京で1年間長期インターンシップを行いました。とは言え、ぼくのような人はまだまだ少数派で、休学中の人が「どういう考えで休学し、どんな活動をしたのか」という情報があまり得られないのが実情でしょう。

そこで昨年度大学を休学をし、そして色々な活動をした僕の休学生活から考えたこと・経験したことをまとめてみました。

この文章が休学を考える学生の一つの参考になってくれればと思います。

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目次

■地方大学生が休学するまで

  •  休学を決意したきっかけ
  •  休学の2つの壁

■さあ休学だ!一筋縄ではいかない1年間

  •  映画業界でのインターン期「迷走しはじめる」
  •  悩んで苦しんだ休学後悔期「ホリエモンに思考停止野郎って言われた」
  •  インターン掛け持ち期「そしてインターンくびになった」
  •  前しか向かねえ期「縁」

■休学して良かった3つの理由

  1.  自分とトコトン向き合える
  2.  自分で全部選択する、という経験ができたこと
  3.  チャレンジは新たな出会いを生む

■休学するならやっておいたほうがいいこと

  1.  ロマンもいいけど、ソロバンが大事
  2.  ブログを書く
  3.  人とたくさん会う

■休学は正解か??

■まとめ

地方大学生が休学をするまで

休学を決意したきっかけ

最初に簡単な自己紹介。ぼくは地方の大学の教育学部に通っている、まあどこにでもいる文系大学生です。学生時代は、人並みにサークルに所属して人並みにバイトも経験して過ごしました。

そんなぼくが休学を考えるようになったのは、大学3年生の頃。就職活動をそろそろ意識し、どんな「仕事」に就きたいかを考えだした頃です。

仕事を考えなきゃいけないときに、ぼくは一つおぼろげながらやりたい仕事がありました。それは、「映画に携わる仕事」です。小さい頃から、映画が好きで、大学時代になってお金を稼げるようになってからは小さい映画館に1人で足を運ぶようになりました。暇があったらTSUTAYAに通い、次第に「こんな映画を届けるような仕事っていいなあ」と思うようになったのです。

とは言えそのために何かやっていたかと問われれば、恥ずかしながら特に何もやってない。しかし、大学3年生で将来を考え始めたとき、やっぱり「好きなことを仕事にしたい!」という思いが強くなりました。「映画業界に入りたい!」。ぼくは大学3年の夏、それを決心したのです。

さて、そこから「それが何で休学につながるの?」という疑問が湧くでしょう。その理由としては、映画業界に正面突破して新卒で入るのは難しすぎる現状があるからです。新卒で入るなんて宝くじみたいなもので、当時のぼくにはそれをくぐり抜けるような自信もありませんでした。

だったら、正攻法の「新卒採用」の枠ではなく、なんとかコネで業界へ潜り込もうと考えました。また、仕事で活躍するにはそれ相応の知識も必要。

そういうわけで映画業界への「コネクション」と「知識」を得るために、ぼくは休学を決意しました。具体的には休学をして東京で「映画の専門学校」に通い、「映画業界の会社でインターン」をすることで業界に潜り込もうと考えたのです。

休学の2つの壁

そうして、休学を決意したぼくでしたが、休学をするまでには2つの壁がありました。

それは、

  1. 周りにどう認めてもらうか?
  2. 休学中の資金をどうするか?

ということです。

1.周りにどう認めてもらうか?

ここで言う周りの人というのはぼくの場合、「親」と「教授」です。というのも、大学の休学を申請するために、この「親」と「教授」のサインが必須だからです。

ぼくの場合は「海外留学をしたい!」というようなメジャーな理由ではなかったので、正直両者に初めて打ち明けたときは「えっ!!本当に!?」というように驚かれました。ただ「親」も「教授」も「まあ、お前がそう考えているなら好きにしなさい」みたいな、寛大な人たちだったので助かりました。

ただ、みんながみんなそんな寛大な考え方を持っている人ばかりではないので、もしこれから休学を決意する人ならそれなりの「説得力あるキャリアプランと、生活をどうしていくか」はしっかり考えておく必要はあるかもしれません。

2.休学中の資金をどうするか?

「休学中の生活費をどう稼ぐか?または、どこで補うか?」

ということは休学する際、絶対に考えておくべきです。ぼくのケースでは、休学中にかかった費用をざっと書いておくと 

  • 学校への休学費用 0円
  • 映画の夜間専門学校 36万円
  • 家賃 5万×12ヶ月=60万円
  • 生活費(交通費込み) 5万円×12ヶ月=60万円
  • 引越し費用、家具など 5万円

→計 161万円(けっこうアバウト)

実際はそれほど細かく家計簿をつけていたわけではないので、けっこう誤差はあると思いますが、ざっとこんな感じ。

休学を考えるとぼくの場合、費用面では運が良かったと言えます。というのも、以下3つの点があったから。

  1. 国立大学のため休学での費用はタダだったこと(私立大学とかで休学する場合10万円以上取られるのがザラです)
  2. 実家だったため、身軽に家を離れることができたこと
  3. 父のつてで東京なのに家賃の安い学生寮に入寮できたこと

このような3つのことが重なり、それほど休学の費用がかからなかったです。そのお金は休学前にアルバイトと奨学金で50万を用意し、残りは親の援助と休学中のアルバイトで補いました。

それぞれの大学の休学費用がどのくらいかは以下を参考にするといいです。

参考

【大学】高すぎ?休学費調べまとめました【22大学】 – NAVER まとめ

さあ休学だ!一筋縄ではいかない1年間

さあこれでいよいよ休学です。

いざ休学をして、まずはじめたのが映画業界のインターン先探しです。これに関してはそれほど難しいことはなく「映画会社 インターン」でグクって探し、企業に応募して面接を受けていきました。そして、あっさりと1社目に面接をして合格。

晴れてインターンが始まりました。

映画業界でのインターン期「迷走しはじめる」

インターンが決まって、無事最初のスタートを切りました。ただ、会社に何もできないペーペーに払うお金なんてないので無給の仕事になります。今、考えるとよくただ働きしたなぁ自分でも感心してしまいますが、映画業界はあまり稼げる業界ではないと考えるていたので、別にそれはしかたないなと思っていました。

しかし、

ウキウキでスタートしたインターンでしたが、その会社で働いているうちに、ぼくはいつの間にかその生活はフラストレーションを溜め始める日々に変わっていきました

最初の会社での失敗

フラストレーションを溜め込み始めた理由は、おおきくは人間関係の問題です。

会社の社長が毎日のようにイライラしており、「そんなこともできないのか!?」「これがゆとり世代なんだな…」「それじゃ社会人としてやっていけないよ」とぼくにチクチク言ってくる。しかも、社員は2人だから逃げ場もない。雑談すらほとんどない。オフィスは汚いし、なぜか一日中会社の引越しを手伝わされることもありました。ぼくの思い描いていた仕事像とは全くかけ離れていた。

そうしてるうちにぼくは「こんなところで仕事したくない…」と感じ、ストレスを抱え込んでしまうよになったのです。

またそれに加え、その会社は正直誰が見ても駄作としか言えない映画や、これ絶対ニーズねえだろみたいな映画を扱っていました。でも、まあそれがビジネスの戦略(ニッチな層をあえて狙ってるとか)として考えがあるなら別にいいと思ってましたが、それがあるようにも思えない。だから、結論としてこんなとこで無給で働いても、スキルもコネも何も得るものがない。

そう確信して、ぼくはその会社のインターンを3ヶ月で辞めました。

連絡もしてこない。謝りもしない。次の会社。

最初の会社を3ヶ月で辞めて、ぼくは次に別の映画宣伝会社の面接を受けました。しかし、結局はその会社を合否の連絡が来る前に辞退をしました。

というのも、その会社は合否の連絡をするすると言って、その期限を3回(3週間)も延長し、しかもあっちから遅れたことを謝らないという傍若無人ぶり。

詳しくは以下の記事で書いてますが、ぼくは「社会人として、人として基本のこともできねえのか!」とガッカリ

そんな会社で働いても前の会社と同じような感じで終わってしまう。そう思い、辞退しました。

自分の気持ちがぶれてきた

最初のインターン先と、面接で辞退した会社などを見て、ぼくは「映画業界に行きたい」という気持ちが「この道に進んでいいのだろうか?」というモヤモヤに変わっていきました。加えて、映画の専門学校にも夜間で通っていたため、その友人から話を聞いても、他の会社も良い環境とは言えないという情報ばかり。

そうやって、休学前とは全く予想しなかった迷走する日々が始まっていったのです。

悩んで苦しんだ休学後悔期「ホリエモンに思考停止野郎って言われた」

そうやって悩み苦しみ始めたのが7月頃、ぼくはそれまで考えていたことを一回整理しようと、今までの思いの丈をブログに書き連ねました。

 悩んで気づいたことをブログで書いたらバズった!

それが、以下の記事。

好きなことを仕事にすれば、幸せになるのは本当か?休学して辿り着いた答え。
「好きなことを仕事にすれば最高に幸せな人生を送れる」 「好きなことを追い求めよう!諦めなければ夢は叶う」 世の中にはこのような聞いて...

この記事は当初、今までの生活のまとめとして軽い気持ちで書いたものでした。

しかし、予想以上に反響があり、1,000を超えるいいねを獲得したのです。しかもあのホリエモンからもコメントをいただいたりも!そのコメントは以下。

休学して辿り着いた答え。の答え。400以上のコメントあざっす。
(本記事は移行前のブログ「まさろぐ。」からの転載です。元記事はこちら) バズった。 このブログは今まで平均50PVくらいの貧弱ブログで、記事投稿した...

まあ反響が大きかったとは言え、コメントは辛辣なものばかりで、正直フルボッコでした笑

でも、なんかこんなにフルボッコされると、逆に清々しいというか、「オレまだまだだな!」という気持ちがぼくの中でふつふつと湧いてきました。

「まだまだ若いし、休学期間もまだある!へこたれてる場合じゃない!」

そこからまたゼロからやり直そうという決意をし、新しい職場を探すようになっていったのです。

とりあえずお金を稼ぐ。働く。そこから。

新たな決意をしたとはいえ、その時の一番の問題はお金でした。そりゃあ無給のインターンを3ヶ月もしたらお金はなくなるもんで、とにかく働かないといけない!

そう思って、映画業界に関わらず長期のインターン(という名のアルバイト)を探し、応募しまくりました。結果として見事2社から合格をもらうことができました

ふつうなら「どっちか」を選ぶと思うのですが、判断に迷い兼ねたぼくは「どっちもやるのってアリっすか?」みたいな話を両社にしたところオッケーという返事に。ということで、週の2日は不動産系のインターネットメディアの会社に、週3日はWEBマーケティングの会社にインターンをさせてもらうようになったのです。

インターン掛け持ち期「そしてインターンくびになった」

さて、「夢に迷って、心機一転新しい環境で頑張りました!」で、休学生活を終わらせたかったのですが、そう簡単にいかないのが人生です。「人生より難しい芸術はない」と誰か言ってましたが、ほんとそれ。

インターンを掛け持ちして2ヶ月半くらい経った頃、不動産系の会社のほうから「ちょっと話があるんだけれど…」と会議室に呼ばれました。「なんだろう」と思って、話を聞くと「すまないけど、来月からの契約を打ち切ることになりました。」と言ってきたのです。

ぼくは驚きました。「インターンでもクビってあるのか」と。そりゃあ、自分が会社に損害を出すとか、マジで使えないやつだったら仕方ないなと思いますよ。でも、会社の設定された目標も達成していたし、なんなら月に1回ある社長賞みたいなの先月もらったばっかなのに…

理由は「社風に合わない」で、「能力的には問題なかったけど」みたいなことを言われたのですが、どうも自分の中で煮え切らない思いでした。クビを言い渡されて最後の出社をしたその日、11月の肌寒い中、なぜか東京タワーを見に行ったのを覚えてます。

前しか向かねえ期「縁」

一方のインターン先をクビになったぼくは、もう一方の働き先で週5で働かせてください、とお願いしました。実はクビになった会社のほうが給料が良かったので、また新しいところ探そうか、みたいなことも考えたのですが、けっこう働きやすい環境で職場の人たちとも良い関係だったので「この会社で成果残して休学生活をやりきってやる!」と覚悟しました。

これも何かの「縁」だろうな、と。

終わりよれば全て良し?復学へ

そして結局、このWEBマーケティングの会社でトータル7ヶ月間働かせてもらいました。この休学生活で、最も充実したのがいつかと聞かれれば、間違いなくここの会社で働いた日々です。「ホリエモンから思考停止って言われました」「もう一つのインターンクビになりました」って話も、そこの会社の人たちは「いいじゃん!いいじゃん!面白いよ。それ。」なんて言ってくれる人たちで、とても面白くて・良い人たちばかりでした。

ぼくがインターンを終了した日は、終わった頃にはTシャツ4枚くらい破れるような激しすぎる送別会を開いてもらったのはいい思い出です。

そして、そこで働いた経験から、これからの就職活動もマーケティング関係の仕事がしたいなあ、というこれからのキャリア選び(就活)にも大きな軸を作ることができたことも良かった。

「終わりよければ全て良し」と言いますが、こうしてこの会社で働いたおかげで意外にも休学に対してほとんど悔いなく、ぼくの休学生活が終わりました。

休学して良かった3つの理由

さて、こうやってまとめて書いていくとほんと色々なことがあったなあと感じます。

ここからは、この休学生活を終えて、今の視点で過去を眺めてみて考えたことを書いていきたいと思います。まずは休学して良かったと思えることです。

1.自分とトコトン向き合える

ぼくが休学して良かったと思えるのは、自分自身とトコトン向き合えたことでしょう。休学をすると、びっくりするぐらい「孤独」になります。友だちから遊びの誘いは全然来なくなるし、就職しているわけじゃないから深く付き合う人もそれほどいない。それに加えて映画業界を切り替えようかな、と考えて最初のインターンを辞めたあたりは、ただのニート状態だったので、マジで1人でウンウン考えているっていう日々が1ヶ月ほど続きました。

もう毎日「オレ何やってんだろう…」「社会って世知辛いな」「何をしたくて休学したんだろ」「もうこの生活嫌だな」などとつぶやくのが日課となっていました。

ただ、実際このような「自分と向き合える」時間って、時間に余裕がある学生でさえ、それほど取っていないような気がします。自分と向き合って考えなくても授業とかサークルとか「目の前の何かやること」があり、あまり考えずともそれに身をまかせる生活ができるからです。

それを考えると、この「自分とトコトン向き合える」時間を作れたことはぼくにとって貴重な時間だったと思います。

この休学が「自分と向き合える」時間を作ることに関しては、著名なブロガーのイケダハヤトさんも以下の記事で語っているので、こちらも読んでみてください。

www.ikedahayato.com

2.自分で全部選択する、という経験ができたこと

ぼくは休学をするまで、親元を離れたことがありませんでした。

大学も実家から通い、1人暮らしもしたことがありません。そのため、この休学をして東京へ上京するという経験は「暮らす場所」「生活リズム」「働く場所」「日々の行動」を「自分で全部選択していく」という経験ができたという意味でとても自分にとって有意義だったと思います。

先ほどの「自分と向き合う」話と似ていますが、大学に通っていると講義とか、バイト」とか、サークルとかがあり、意外にあんまり意識して自分の時間の使い方を考える機会ってあんまりない。

だから、この経験は自立した人間になることに関してとてもプラスに働いてくれたなあと思っています。

3.チャレンジは新たな出会いを生む

この休学を通して、色々な人との出会いがありました。映画の専門学校では“映画”が好きな友人ができました。映画のインターンでは嫌いな大人に出会いました。一番長く働かせてもらった会社では、一日中酒にまみれて笑い合う経験ができました。寮の1年間で地元の大学とは異なる大学の友人ができ、一緒に風呂に入ったりもしました。ブログを書いたら、小学校以来会ってなかった友人から連絡がきました。

こう考えてみると、自分が「行動」をする度に、ほんとにたくさんの新しい出会いがありました。恐らく、休学せずそのまま大学4年生になっていたら絶対になかった出会いです

やっぱり人生を豊かに生きていくためには、そのような人との関わりが不可欠だとおもいます。なので、この出会いを並べて、眺めてみても休学して良かったと感じてます。

休学するならやっておいたほうがいいこと

1.ロマンもいいけど、ソロバンが大事

ロマンというのは簡単に言うと、休学でやりたいこととか、将来のなりたい姿。ソロバンとは、それにかかるお金・時間などです。

休学するならロマンだけではやっていけません。お金は予想以上にかかるし、生活できなきゃロマンもクソもない。
ぼくがこの休学生活で後悔していることは、お金を親から予想以上に援助してもらったことです。当初は、「バイトで稼いで1人で生きていく!」と息巻いていましたが、休学して半年頃から休学前に貯めていた貯金もなくなっており、ギリギリの生活をしていました。そこで、結局親を頼ってしまいました。
若い時は「親に迷惑かけてもいい」みたいな考えもありますが、やっぱりぼくとしてはなるべく頼らず1年間を過ごしたかった。
なので、とにかく休学するならソロバンについてシビアに考えておくことが重要だと思います。

2.ブログを書く

これは本当に心の底からオススメです。やっぱり「文章を誰かに読んでもらうように書く」ことは、出来事を自分の中で消化し、きちんと整理した状態で留めておくのに最適だと思うからです。

「20歳の自分に受けさせたい文章講義」という本に、3つの“再”という話がでてきます。

話すことによってなにが得られるか?ぼくは3つの“再”と読んでいる。

①再構築言葉にするプロセスで話の内容を再構築する

②再発見語り手の真意を「こういうことだったのか!」と再発見する

③再認識自分がどこに反応し、なにを面白いと思ったのか再認識する

古賀史健『20歳の自分に受けさせたい文章講義』 – 星海社新書 試し読み | ジセダイ

この3つのステップを考えると、自分の体験をブログに書くことで、「自分はこういう経験をしたんだな」ということを頭に「再構築」し、自分の経験の中から学びを「再発見」する。そして、自分はどういうところに反応し、どんな感情を抱くのかを「再認識」する。

より自分と向き合って、一日一日を充実させるためにこのプロセスは非常に重要だと思います。なので、休学や留学期間中はブログを書いてみることをオススメします。

3.人とたくさん会う

これは休学をしていて、少し後悔していることです。「もうちょい色んな人と会いに行けば良かった」と。この休学を通して、やっぱり「人との出会い」がキャリアとか、人生の道を進むうえで非常に重要な要素になってくるものだと感じました。大っ嫌いな人と出会って「こんなのになりたくねえな…」と方向転換したり、自分の道を進んでいる人と出会って「こんな生き方してみたい!」と一念発起した物語は後を絶ちません。

だから、ほんとうの意味で社会人になる前にたくさんの人と出会っておき、色々な生き方のストックを自分の中で持っておくのがいいと思います。休学は、普通の大学生活をしていたら会えない人と会えるのが醍醐味なので、この期間を利用してどんどん人と会うのがいいでしょう。

休学は正解か??

さて、色々考えてみましたが、最後に「休学をしたほうがいいか?学生にとって良いものなのか?」ということについて書いておきたいと思います。

これについて休学をしてみてぼくが思ったのは「どっちでもいい」です。

恐らく、休学をした人に対して「休学を後悔してますか?それとも、やってよかったですか?」って質問したら、「やってよかった!」と語る人がほとんどでしょう。でも、だからといってみんながみんなすればいいものでもないです。

心理学の話で「確証バイアス」という言葉があります。確証バイアスとは、自分が支持している考え、世の中に広く受け入れられている考えなどを”正しいという前提のもとで”物事を考えてしまいやすい人間の傾向です。

まあ、これを休学のトピックに当てはめてみると、

「自分が支持している“休学”という考えを、“正しい”という前提で話してしまう」傾向と言えるでしょう。つまり、休学経験者はみんな自分の選択を肯定的に捉える。だから、休学をオススメする。でも、それが全ての人に当てはまるわけじゃないです。

休学を考えている人に言えるのは、自分で考えて自分で決断してください。その際、色々な情報があり、色々言ってくる人がいますが、やりたかったらやったほうがいい。でも、やらないことも選択です。「やらない後悔より、やった後悔のほうがいい」という言葉がありますが、人生の時間はトレードオフです。「やらないを選択することで、やれること」もあります。それが良いこともあります。

magazine.campus-web.jp

まとめ

「休学」と言っても、人によってその様相は全然変わってきます。みんな目的も違えば、環境も違う。家庭だって、出会う人だって全然違う。

だから、この記事は「これから休学する人」にとって全然参考にならないかもしれません。ただ、ぼくの場合この休学の経験は普段の大学生活とは違った思いもよらない体験ができた旅であり、そんな可能性が休学にはあるよってことだけ最後に伝えたい。

もし何かあなたが学生生活に思うところがあるのなら、「学校休んでみる」ということも選択のリストに加えてみてはどうでしょうか。

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